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エンロン事件粉飾・不正会計

全米7位の大企業が粉飾決算で破綻し、監査法人まで消滅した米国史上級の会計不祥事。

最終更新:2026年9月2日

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基本データ

発生・発覚2001年
分類粉飾・不正会計

何が起きたか

米エネルギー大手エンロンが、特別目的会社(SPE)を使って負債と損失を簿外に隠す粉飾を続け、2001年12月に経営破綻した。

なぜ起きたか

「時価評価」の会計を悪用して将来利益を先取り計上し、都合の悪い負債は連結対象外の器へ移した。株価連動報酬が経営陣に粉飾の動機を与えた。

結末・その後

株価は約90ドルから1ドル未満へ。従業員は401k(確定拠出年金)で自社株に集中しており職と老後資金を同時に失った。監査を担った名門アーサー・アンダーセンも解体された。

個人投資家への教訓

勤務先の株に給料も年金も集中させるのは「卵を全部同じかごに盛る」最悪型。会計が複雑すぎて説明できない会社には近づかない、も有効な防御。

制度・ルールへの影響

2002年に米SOX法(企業改革法)が制定され、内部統制と監査の独立性が世界的に強化された。日本のJ-SOXもこの流れを汲む。

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