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山一証券の自主廃業経営破綻
四大証券の一角が、簿外債務「飛ばし」の発覚で100年の歴史を閉じた。
最終更新:2026年9月2日
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基本データ
| 発生・発覚 | 1997年 |
|---|---|
| 分類 | 経営破綻 |
何が起きたか
1997年11月、山一証券が自主廃業を決定。約2,600億円の簿外債務(損失を関連会社へ付け替える「飛ばし」)を長年隠していたことが明らかになった。
なぜ起きたか
バブル崩壊で抱えた運用損失を、決算に載らない形で海外ペーパーカンパニー等へ移し替え、表面上の健全さを装い続けた。損失は先送りするほど膨らんだ。
結末・その後
「社員は悪くありませんから」と社長が涙した記者会見は時代の象徴に。廃業で約7,500人の社員が職を失い、金融システム不安(同月に北海道拓殖銀行も破綻)が広がった。
個人投資家への教訓
大きくて有名な会社でも破綻する。決算書に出ない損失(簿外債務)は外からは見えないからこそ、1社への集中投資を避ける分散が防具になる。
制度・ルールへの影響
金融危機の反省から金融監督庁(現・金融庁)が1998年に発足し、検査・監督体制が作り直された。
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